ゲームエンジン紹介の第一弾は、Unityです
今現在、私がメインでゲーム制作に使っているゲームエンジンです
Unityとは?

Unityは、Unity Technologiesが開発したマルチプラットフォームのゲームエンジンです
2005年に初めてリリースされ、以来、プロフェッショナルからアマチュアまで幅広い層に利用されているゲームエンジンです
シンプルで使いやすいインターフェースと豊富な機能が、ゲーム開発の敷居を大きく下げ
ゲーム制作のすそ野を広げた立役者です(多分……、個人の感想です)
よくUnreal Engineと比較されますが、2Dゲームの製作やモバイルゲームの開発にはまだまだ優勢な様です
マルチプラットフォーム対応
Unityの最大の特徴の一つが、マルチプラットフォーム対応です
PC、コンソール、モバイル、VR/AR、Webなど、あらゆるプラットフォームに対応しています
一度作成したゲームを複数のデバイスでプレイできるようにするのは、開発者にとって大きな利点です
アセットストア
Unity Asset Storeには、膨大な量のアセット(モデル、スクリプト、サウンドなど)が用意されており、これらを利用することで、開発の時間と労力を大幅に削減できます
また、毎週金曜日に更新されるパブリッシャーセールでは、対象となるパブリッシャーのアセットが1つ無料で入手できるのもありがたいことです(2024/06現在)
プログラミング環境
Unityでは、次のようなプログラミング環境があります
C#
Unityの主要なプログラミング言語はC#です。C#は、Microsoftが開発した強力なオブジェクト指向プログラミング言語であり、Unityのスクリプトを書く際に最も一般的に使用されます
C#は、その簡潔な構文と強力な機能により、初心者からプロまで幅広い開発者に適しています
C#スクリプトは、Unityエディタ内で直接書くことができ、コンポーネントとしてゲームオブジェクトにアタッチすることで、ゲームの動作を制御します
Visual Scripting(旧称:Bolt)
また、Visual Scriptingというノードベースのビジュアルスクリプティングツールもあります。
元はBoltというアセットの1つでしたが、2020年にUnity社に買収(製品のみ)されVisual Scriptingと名を変えて標準のプログラミング環境となりました。
コードを書かずに、ノードを繋げることでゲームロジックを作成できて視覚的に理解しやすいため、プログラミング知識のない未経験者でも直感的にゲーム開発が出来てゲーム制作のハードルを下げるのに一役買っている……はず……
YouTubeの動画やUnityの解説をしているサイトなどを見ていると、まだまだC#が使われている印象が(私には)ありますが、Unreal EngineのBlueprintみたいにたくさんの動画や解説サイトが増えると良いなぁ……と思っています
その他
その他に、アセットストアにはPlaymakerなどをはじめとしたプログラミング環境がアセットとして配信されています
ロイヤリティについて
Unityのライセンスプランと使用料は、開発者のニーズや収益に応じて異なります
以下は主なライセンスプランの概要です
なお、日本円での金額は為替の影響などで変動するのでUSドルでの表記のみにしています
Unity Personal
対象: 個人開発者および小規模なスタジオ
収益制限: 年間収益または資金調達が $200,000 USD 未満
価格: 無料
Unity Personalは、個人や小規模な開発チーム向けの無料プランです
基本的な機能は全て利用でき、プロジェクトをパブリッシュすることも可能です
ただし、スプラッシュスクリーンに「Made with Unity」のロゴが表示されます
※「Made with Unity」のロゴは、2024年以降リリースのバージョンでは廃止される予定です
Unity Pro
対象: 中規模から大規模なスタジオおよび企業
収益制限: 年間収益または資金調達が $200,000 USD 以上
価格: $2,244 USD/年 または $203.50USD/月(1シートあたり)
Unity Proは、収益が一定以上の開発者や企業向けのプランです
全てのUnity機能が利用可能で、専用のサポートや高度なクラウドサービスが提供されます
カスタムスプラッシュスクリーンの設定や、企業向けの高度な機能が含まれています
Unity Enterprise
対象: 大規模な企業および特定のニーズを持つプロジェクト
価格: カスタム見積もり
Unity Enterpriseは、大規模な企業や特定のニーズを持つプロジェクト向けのカスタムプランです
専用サポート、トレーニング、コンサルティングなど、企業向けの高度なサービスが提供されます
ランタイムフィーについて
2023年9月、Unityは新たな料金体系として「ランタイムフィー」を導入することを発表しました
このランタイムフィーは、特定の条件を満たしたプロジェクトに適用され、プレイヤーがゲームをインストールするたびに課金される仕組みです
※この、悪名高き料金システムは2024年9月をもって廃止となりましたq(≧▽≦q)
Unity Industry
対象: ゲーム業界以外の業種
価格: カスタム(一応、$495.00USD/月とサイトにはあります)
Unityはゲーム開発だけでなく、ゲーム業界以外の様々な分野にも対応しています
Unity Industryは、製造、建設、医療、自動車など、様々な業界で利用される3Dアプリケーションを開発するためのツールとサービスを提供しています
対応する業界
- 製造業: プロダクトデザイン、シミュレーション、トレーニングのためのインタラクティブな3Dモデルを作成
- 建設業: 建築設計、プロジェクトレビュー、ビジュアライゼーションを支援するツール
- 医療業界: 手術シミュレーション、教育用アプリケーション、患者トレーニングツールの開発
- 自動車業界: 車両設計、ユーザーエクスペリエンステスト、マーケティング用のインタラクティブなコンテンツ作成
まとめ
Unityは、その使いやすさと多機能性から、ゲーム開発のスタンダードとなっています
プロの開発者だけでなく、これからゲーム制作を始めたいと思っている初心者にも最適なツールです
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